MBAとMIMは何が違う?

MBAとMIM(Master in Management)について違いを説明したいと思います。私は現在MBAとMIMのダブルディグリーをしているので、経験も踏まえてお話をしたいと思います。

まず、日本語では、Master in Managementは経営学修士、MBAは経営管理学修士となるみたいです。正直違い全然わかりませんね笑

カリキュラム

私が通ったシンガポールのMBAは1年間、フランスのMIMは2~4年間になります。

フランスのMIMは18ヶ月のインターンシップが必修となっているため、実務経験のない学生は卒業までに3~4年かかります。私のようにすでに18ヶ月以上の勤務経験がある学生はインターンシップは免除となります。

1年間のMBAはスケジュールが結構タイトで土日も課題に追われるほど忙しいです。旅行などもあまりいけませんでした。

MIMについては、時間割を組むのに自由度が結構あるので、それほどタイトではなく、よりリラックスした印象です。

履修科目

勉強する科目の内容はとても似ていると思います。

私はシンガポールのMBAで履修した科目のため、フランスの学校での必修科目が8科目中7科目免除されました。残りの1科目は、履修した複数の科目を合わせたような科目のため、全く新しい科目という感じではありませんでした。

必修科目は、どちらも会計、ファイナンス、経済、ストラテジー、マーケティングなどのビジネスのあらゆる分野を学びます。

授業スタイル

シンガポールのMBA、フランスのMIMどちらもインタラクティブな授業が多いです。また、どちらもグループワークがあり、グループでのプレゼンテーション等があります。

履修した授業にもよるとは思いますが、シンガポールではケースを読んで、ケースに基づいたディスカッションなどが多かったですが、フランスでは、それほどリーディングはありませんでした。

MBAとMIMの違いなのか、学校の違いなのか、取った科目の違いなのかはわかりませんが、フランスの方が全体的に緩い印象でした。

学生

一番大きな違いは学生かと思います!MBAは少なくとも3年以上の実務経験がありました。学生は27~35歳くらい(平均は28歳)です。対してMIMは21歳〜25歳くらい(平均は22〜23歳)という印象です。

この5-6歳の違いは結構大きいです。後述する雰囲気にも関わります。

MIMは実務経験のない学生が多く、長くて1-2年ほどの実務経験のようです。これはフランスだけの話になりますが、フランス人の多くは高校の後、2年間の準備過程を経てから入学しているので、基本的に若い人が多いです。この話は、後日グランゼコールについてで詳しく書きたいと思います。

雰囲気

先ほども書きましたが、大学卒業してすぐの22歳と社会人を5年した28歳は予想以上に違います笑

正直、私はMIMにあまり馴染めませんでした。MIMは、大学の延長のような雰囲気があります。対して、MBAは仕事を辞めたり、ローンをしてきている学生も多く、「意識」という意味で異なるかと思います。

特にフランス人学生は「この学校を出れば就職安泰」という意識なので、卒業できればいいと思っている学生も多いです。この意味では、日本の大学生の卒業できれば成績はどうでもいいという感じと似ていると思います。

これも、MBAとMIMの違いというか、学校の違いの面も大きいとは思います。

学費

一般的にはMBAの方が高いです。ただ、ナンヤンMBA学費(1年)とESSEC MIMの学費(2年分)は同じくらいです。ダブルディグリーの場合は、片方の学費を払うだけなので、私はNTUへ学費を払っているだけです。

就職

MIMは職務経験のない大学院卒という感じなので、新卒採用がメインだと思います。MBAは中途採用またはMBA採用での就職活動になると思いますので、この点も異なります。

まとめ

MBAとMIM、勉強する科目は似ていますが、学生が結構違うので、かなり異なる経験になるかと思います。学校にもよるとは思いますので、私のかなり主観的な意見ではありますが・・・。
私個人の意見では、実務経験のある人は、やはりMBAを選んだ方がいいのかな〜と思います。授業で学ぶ内容以上に、似たような意識を持った学生と切磋琢磨することや、ネットワークを作ることは大事だと思うからです。

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