フランスでの就職事情

MBAや大学院卒業後海外で働きたいと考える方も多いと思います。私が感じたフランスでの就活事情をまとめます。

職歴や学歴によって事情は全く違うと思いますので、あくまで個人の感想になります。

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語学力

まず、外国人にとって一番大きな壁はフランス語になると思います。

フランス語が話せなくても仕事見つけることは可能ですが、選択肢はかなり狭まると思います。

学校の求人票を見ると80-90%はフランス語ができる人向けの求人になります。ですので、英語の求人は10-20%のみとなります。

また、フランス語ネイティブレベルではなく、会話レベル(B2)くらいで大丈夫の求人もありますので、日常会話が可能なレベルの場合は、選択肢がもう少し広がります。

雇用形態

雇用形態の選択肢としては、インターンシップ、CDD、CDIになるかと思います。

CDD(Contract Duration Determinée)が契約社員のようなもので、CDI(Contract Duration Indeterminée)は正社員のようなものになります。

難しさで言えば、インターンシップが一番簡単で、その後CDD、一番難しいのはCDIになります。

実際、私の大学院の留学生は多くの学生が英語でのインターンシップを見つけていましたので、インターンシップを見つけることは可能だと思います。

日本人がフランスで就職するには

インターンシップから始めてCDI やCDDを目指す

多くの留学生は、まずはインターンシップとして会社に入り、インターン終了後に契約をCDDかCDIに変更するということをしていました。

いきなり、CDIやCDDで採用されるより、インターンシップからの契約の変更の方が可能性が高いと思います。

私はパートタイムでインターンシップをしていましたが、私の場合も、契約を変更してもっと長く働かないかというオファーがありました。

日本語が必要な仕事に申し込む

私のインターンシップ先は、仕事中に使用する言語は英語でしたのでフランス語は全く必要がありませんでした。また、日本語が必要なインターンシップをしましたので、見つけるのもそこまで苦労はしませんでした。

私はもう一つの会社からもオファーをいただき、そちらも日本語と英語が必要なものでした。

これまでの職歴に関連したものではありましたが、「日本語が必要」の仕事だと採用される確率がかなり上がると思います。

英語での仕事で特に日本語が必要でないものにも申し込みをしましたが、面接に呼ばれる確率は全然違いました。

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まとめ

フランスではフランス語ができないと選択肢は狭まりますが、仕事を得ること自体は可能だと思います。

ただ、職歴や学歴にもよりますので、全ての方には当てはまらない可能性もあります。

私の場合は、オファーを2つもらったものの、どちらも断ってしまいました。その理由としては、選択肢が限られていたため、自分のやりたいこととのズレがあったことです。

ですので、やりたいことを見つけるという観点からは、難しいのかもしれませんね。。。

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