MBA後シンガポールで就職できる?

シンガポールやアジアのMBAに興味があり、卒業後シンガポールでの就職に興味があるという話をよく聞きますので、今回はシンガポールでの就職事情について書きたいと思います。

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MBA後の日本人学生の就職パターン

日本へ戻る

日本に戻る人が最も多いと思います。社費の人もそうですが、私費の人も8割くらいは日本に戻っている印象です。

シンガポールで日本企業に就職

シンガポールで就職する人に多いのが、日本企業に就職になるかと思います。

シンガポールは日本企業がたくさんありますので、この選択肢が最も可能性が高いと思います。

シンガポールで日本企業以外に就職

シンガポールで日本企業以外に就職する場合も、日本語を必要としている職種を選択している人が多いです。

シンガポールは日本企業が多く、日本企業とのやりとりが多い企業もまだまだたくさんあります。ですので、日本語が必要な仕事が結構ありますので、狙い目となります。

逆に、日本と全く関わりのない、日本語は全くいらないという仕事になると、ハードルは高くなる印象があります。

シンガポール就職はどれほど難しいのか?

シンガポールでの就職は昔に比べて難しくなってきています。大きな理由はVISAの問題です。

シンガポールで働く場合はEP(Employment Pass)を得ることになりますが、取得が難しくなっています。企業は、シンガポール人や永住者の割合が決められており、外国人を採用するためには、シンガポール人・永住者を増やす必要があります。そのため、企業はシンガポール人を好む傾向にあり、外国人が採用されにくくなっています。

また、シンガポールでは経歴がかなり重視されるため、これまでとは別の業界や職種への転職を考えている方はよりハードルが上がる印象があります。

シンガポールで就活した感想

私自身、シンガポールで本格的には就活していませんが、インターンをしました。また、申し込みもしました。

インターンを見つけることは難しくない

シンガポールでインターンシップを探すのは難しくないと思います。私自身、パートタイムでのインターンをしていましたが、そこまで苦労せずに見つけることができました。

給与や仕事内容にこだわりがある場合は難しいかもしれませんが、そこまで強いこだわりがなければ見つけることはできるかと思います。

就職先を探すのは日本より難しい

シンガポールでの就活で多くの企業へ申し込みを行いましたが、面接に呼ばれる確率は結構低かったです。面接に呼ばれるのは、1. 日本企業 2.日本語が必要な職種 3. 過去の経歴とかなりマッチしている 場合のみでした。

シンガポールで希望している仕事が、これまでの職歴とかなり似ている場合は、面接に呼ばれ、就職をすることも可能だと思いますが、違う業界・職種を希望している場合は、かなり難しく、面接にすらよんでもらえないことが多いと思います。

日本での就活に関しては、面接に呼ばれる可能性ははるかに高かったです。正直10倍くらい違うと思います。日本では、未経験者の採用をしている企業もあるため、未経験であっても面接に進み、内定をもらえる可能性があります。

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まとめ

シンガポールでのMBA修了後、多くの日本人学生は日本へ戻っています。

シンガポールでの就職は可能ですが、VISAの関係もあり最近はかなり難しくなってきています。シンガポールで就活をする方は1. 日本企業 または 2. 日本語が必要な職種 または 3. 過去の経験とかなりマッチしている 企業に絞って就活をすることをお勧めします!

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